韓国創作ミュージカル『種の起源』原作小説・あらすじ・登場人物・見どころ紹介 MUSICAL 'On the Origin of Species' 뮤지컬 종의기원
연뮤덕(韓国演劇ミュージカルオタク)がお届けする観劇の魅力
今日紹介するのは、「種の起源」
韓国創作ミュージカル「種の起源」
뮤지컬 종의기원
【三演シーズン公演情報】
ミュージカル「種の起源」
2026.06.23 ~ 2026.09.20
同徳女大 公演芸術センターコットンホール
【作品紹介】
ベストセラー作家 チョンユジョン 작가님の悪三部作の一つ
長編ミステリー小説『種の起源』を基にした創作ミュージカル。
音楽監督は、「フランケンシュタイン」のイソンジュン작곡가님
主人公は、サイコパスの最上位捕食者『プレデター』
薬でプレデターの部分を鈍らせた青ユジンと
プレデターの本質赤ユジンを二人の俳優が演じる。
4人全員女性のジェンダーフリーキャスティングはペア固定
クロスキャスティング、キャラクターチェンジなど多様なイベントがある
原作小説 정유정 작가님『종의기원』
脚色 キムユニョン 김윤영 작가님
作曲 カンハニム 강하님 작곡가님
音楽監督 イソンジュン 이성준 작곡가님
演出 イキップム 이기쁨 연출님
振付 ユソンフ 유선후 안무감독님
制作 ビューテフルウェイ
2022年 初演
2026年 3演
【あらすじ】
水泳だけが唯一の避難所であり、唯一息ができる場所であるユジン。
そんなユジンを苦しめているのは医師である叔母が下した『てんかん診断』と「リモート」という薬。
<ドーハアジアンゲーム代表選抜戦> 大会競技中に襲われた発作。
この事件で母親と叔母に泳ぐことを禁止されたユジン。
リモートを飲まず、夜にこっそり外出することを唯一の楽しみとしている。
ある日
死んだ兄ユミンとよく似ているという理由だけで兄弟になったヘジンの電話を受けて眠りから目覚めたユジンが発見したのは母の死体。
そして続く疑問の殺人事件と事件の真相を掘り起こすユジン
しかし、真実に近づくほど近づく暗い過去と現在。
正体不明の薬と母親の徹底した規則
突然、家族になった同級生ヘジン、そしてユジンを自在に操る叔母の監視。
ユジンと彼を取り巻く家族には果たして何が起こったのだろうか…
母の死で少しずつ現れる過去の秘密たち。
ユジンが下す選択とは?
【登場人物】
ハンユジン
この物語の主人公
期待された水泳選手だったが、大会中に発作をおこし死にかけたことにより泳ぐことを禁止され、発作を抑える「リモート」という薬を規則的に飲まなくてはならない生活を送る
「リモート」を飲むと感覚が鈍ってぼんやりしてしまう
一見弁護士を夢見み気だるい生活を送る平凡な若者
ミュージカルでは、
リモートで感情がコントロールされている状態を青ユジン
リモートから解き離れた自由な状態を赤ユジン
と呼ぶ
キムヘジン
ユジンの書類上の兄
4歳の時に両親を交通事故で亡くし、祖父と一緒に暮らしていたが長患いをしていた祖父が他界後、ユジンの母と養子縁組を行う。
実際には1歳上なのだが、ユジンとは元々同級生だったので兄というより友達に近い
(本当の兄ユミンとユジンも学年は同じだった)
夢があり心優しく辛抱強く何よりも家族を大事に思っている
キムジウォン
ユジンとユミンの母親で、ヘジンの養母
16年前家族旅行中に長男ユミンと夫を水難事故で亡くす
その後、ユジンの発作が起こらないようにリモートを飲むように厳しく言いつけたり、夜9時以降の外出禁止などユジンを過剰に管理監視するようになる
家の中で亡くなっているのをユジンが発見する
キムヘウォン
ジウォンの妹
「未来児童青少年病院」院長の精神科医
ユジンにリモートを処方している張本人
ユジンは薬を自分に強要する医師である伯母を「ミニばばあ」と呼んで嫌っている
【ナンバーリスト】
00. Overture
01. 리모트 リモート
02. 난 네 머릿속의 청군과 백군 俺はお前の頭の中の青軍と白軍
03. 살인자는 누구인가? 殺人者は誰だ
04. 살인 殺人
05. 유진과 해진 ユジンとヘジン
06. 노을 夕陽
07. 일기장 日記帳
08. 빗속의 살인 雨中の殺人
09. 미스 할매 ミニババア
10. 프레데터 プレデター
11. 나를 망친 건 당신들 俺をダメにするのはお前らだ
12. 전능의 시간 全能の時間
13. 나를 망친 건 당신들 rep. 俺をダメにするのはお前らだリプライズ
14. 그 날 あの日
15. 나는 피해자야 俺は被害者だ
16. 가야할 길Part1 行くべき道パート1
17. 가야할 길Part2 行くべき道パート2
18. 리모트 rep. リモートリプライズ
19. 종의 기원 種の起源
20. Curtaincall
21. 심판자 審判者
【スペシャルカーテンコールまとめ】
女性ペア
【勉強放送トークライブ】
【観覧ポイント】
1、二人の俳優が1つのキャラクターを演じる
オンステージの人数が少ない小中劇場では、
一人の俳優が複数の人物を演じることが当たり前
このミュージカルでも、母と伯母は同じ俳優
ユミン、ヘジン、酔客も一人が演じ分けている
二重人格でもないのに、一人の人物を二人の俳優が演じることは珍しい
しかも、「種の起源」はナンバーも振付も難易度が高すぎる
ナンバーと振付がバッチリ噛み合ったときのカタルシスが鳥肌もの
2、救いはない
この物語には勧善懲悪、破邪顕正のような清々しい結末は訪れない。
ユジンは社会に解き放たれ、ヘジンは汚名を着せられる。
ミュージカル「種の起源」はユジンを憐れむでもなく美化することもない。
この残虐な物語になぜ我々は狂喜するのか。
ぜひ、体験してみてほしい。
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